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岡村家、ツバメ物語 ②

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「悲しい結末」

リレートークの原稿を書いた一週間後、再び、例のカラスの仕業か、巣の一部が壊されてしまいました。3日くらい、巣の周りを飛び交っていましたが、ついにツバメは戻らなくなってしまいました。
さて、今年の春はどうかなあと、楽しみにしていました。
3月から4月にかけては、統一地方選挙、自分自身の選挙や、友人たちの市議会議員選挙で忙しく、ツバメどころではなくなっていました。
ところがある日、ふとポールの先にあるツバメの巣を見上げると、一箇所に新しい湿った泥がついているのを発見しました。
しばらく物陰から観察していると、2羽にツバメが、せっせと巣作りを始めていました。
うれしくて、一時間も眺めていました。しかし、またもや、壁際の一部が壊れてしまいました。
それにもめげず、壊れた箇所を補修し、力を合わせて巣作りに励んでいる姿に感動しました。
見ているだけで幸せな気持ちになれました。
昨年、お椀の上に完成した巣より4センチくらい嵩上げした巣が完成し、草の葉を巣の底に敷き始め、いよいよ産卵の時期を迎えたようでした。
ところが、私の不注意から、とんでもない事件が起こってしまいました。
玄関のドアを開けたままにしていたのが、失敗でした。
いつの間にか、2羽とも家の中に入り、吹き抜けの玄関ホールから2階の塾の教室に入ったようです。羽の音に気づけば良かったのですが、何も知らないまま、深夜、鍵を掛けて、帰宅してしまいました。
翌朝、ぐったりとして、玄関ホールのフロアーに、横たわった一匹のツバメを見つけ、ショックを受けました。
回りを見渡してみると、ツガイのもう一匹が窓際にとまり、高いところから心配そうに見つめていました。すべての窓を開け、まず、その一匹を室内から逃がしてやり、弱った一匹を介抱しましたが、すでに瀕死の状態で、1時間くらいして死んでしまいました。
残った一匹が巣に止まって、帰ってくるはずと信じている伴侶を待っているようでしたが、3日後、ついに姿を消してしまいました。
主を失ったツバメの巣を眺め、昨日、壊れかけていた巣の一部をテープで補強修理しました。
来春こそ、この巣から新しい命が巣立ってくれればと願っています。

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2007年10月03日 06:20に投稿されたエントリーのページです。

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