事務所の入口左の部屋が「シンシア3世号」の展示室になりました。
見学を希望される方は、お気軽にお越し下さい。
元々、事務所を新築するとき、展示室として造り、この部屋に展示してあったのですが、防府天満宮の宮司の希望で、しばらく天満宮に展示され、その後「きららドーム」に行き、そして元の場所に戻ってきました。
「きららドーム」が国体の会場に使われることから、撤去を余儀なくされたわけですが、身近に置いて改めて眺めてみると、事務所に入るほど小さなヨット。
中に入って構造部材を見ると、5センチ×2センチのラワン、しかも船体は9ミリベニヤにペンキを塗っているだけです。
太平洋横断中は、毎日、バケツ半分くらい海水が漏っていました。
よくこんなヨットで太平洋を横断したものだと思います。
世間知らずだったからでしょうね。
ヨットによる単独太平洋横断が冒険といわれた頃、使用されたヨットで屋内に展示され、きれいに残っているのは全国で唯一、このシンシアだけになってしまいました。
日本人で初めて単独太平洋横断を行った堀江謙一さんのマーメイド号はサンフランシスコ海洋博物館のベランダに保管してあります。


六分儀などの備品も展示してみました。
船内は当時のままです。
見たことのない不思議な結晶

太平洋横断中、記念に採取し持ち帰った海水の入ったビンです。
日付変更線上、ハワイ同経度上、そしてサンフランシスコ湾で採取しました。

太平洋横断から33年。長年、ビンを横にしたまま置いていたからでしょうか。
3本ともビンの底に、白い結晶が溜まっています。
塩の結晶だとすると、上にある海水は真水ということになりますね。