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2010年06月 アーカイブ

2010年06月14日

6月定例議会【6月18日10時から一般質問を行いました】

6月議会:6月18日(金)午前10時から一般質問を行いました。
一般質問の内容(30分間)は以下の通りです。
今回は、傍聴のご案内にさいして、バスの手配などは行いませんでしたが、50名近い方々の傍聴を頂き、びっくりしました。
特に建設業関係の方々が多かったようです。
また、常任委員会には宇部市楠万庫の方が2日間、傍聴して下さいました。
有難いですね。厚くお礼申し上げます。

【前段1】
先日、机の引き出しを整理していると、小さな紙切れが出てきました。大学生になった娘が小学2生のころ、事務所で仕事をしていると、そっと、私のそばに寄ってきて、ニッコリと笑って私に手渡した紙切れです。
「星香の肩たたき」と書かれた紙にはマッサージのメニューと値段が書いてありました。
きれいにイラスト入りで書かれた紙には、「肩もみコース5分20円」「腰もみコース5分20円」「全身コース15分50円」「スペシャルコース、これは人気殺到で受けられません」と書いてありました。娘は小遣い稼ぎのためにアルバイトをしたかったのだと思います。メニューを見ている私の顔を覗き込んで、注文をまっている娘に、私はこう答えました。
「星香が赤ちゃんの時、飲んだオッパイはタダ。星香の洋服代はタダ。星香の本代はタダ。星香の食事代もタダ。」と答えたら、娘は私の後ろに回って、黙って肩もみを10分間してくれました。それだけで私は一日、幸せな気持ちになれました。
小さな紙切れの思い出ですが、幸せとは身近な所にあるのだと思わせて頂きました。日々の感動を大切にしたいと思います。

【前段2】「山口県教育とは何ですか。」「防長教育、長州教育といいますが、何ですか」との質問を受けることがある。
「吉田松陰先生、すなわち松下村塾の教えです」と答えても、何か漠然としていて、山口県らしさを答えることができませんでした。先日、「山口県教育の特色とはこれだ」と気付かせて頂いたことがありますので、ご紹介させて頂きました。

【一般質問】
1.土木建築行政について
①入札制度の改正
予定価格の事後公表について、さらに調査する目的、今後の対応
②公共工事について要望
へき地での公共工事は一つの産業であり、地域の存続にも大きな効果。
建設業者の倒産は、合併により入札範囲が広域化したことも影響。
公共工事への積極的予算編成と入札における地域的細分化を要望。
 ③公共建物における耐震化工事
地元業者への優先発注と公平性を期す意味でも、設計段階での工法の選定にも配慮が必要
 ④技能士の活用
建築物の品質管理、安全管理、ならびに技術力の向上を期す意味でも、技能士の積極的な活用が必要。総合評価方式での加点対象にすることも考慮する必要。
 ⑤道路行政における自転車への施策
自転車利用を促進して自動車の利用を少なくし、環境負荷を低減するという観点も必要。自転車に対する施策として、自転車専用道路の設置、車道区分など道路行政における自転車への施策。

2.防災対策ついて
①土砂対策
危険雨量の基準見直しも必要。
平成24年までにハザードマップを全地域、配布したいとのこと。
防災意識の普及のためには素人に分かりやすい説明、降雨への認識、雲の色の濃さ、上流山地上空の雲、西の空の雲、1時間雨量、10分間雨量、累計雨量の目安、地形・地質への認識として急傾斜、扇状地、マサ、シラス、その地域の過去の災害への認識、災害の伝承、地名、古老・農家の人の情報、低価格の土地の理由、その地出身の土木技術者、防災施設への認識、砂防ダム・治山ダム・擁壁は豪雨時に土石流、地すべり、がけ崩れが起こりうる危険箇所の信号などの記載が必要。
砂防ダム・治山ダム・擁壁の工事は中山間地の雇用創出であり、作業に従事する住民への活きた防災教育となることから、工事にあたっては入札の地域性を考慮。
行政の避難指示は、硬直化しやすい傾向がありますが、災害に関係する物理現象と防災対策との関係や仕組みなどから、自主的判断の力をつけることが必要。防災を担当する部署の権限あるポストに、自然災害や防災の知識を殆んど持たない職員が配置され、2・3年で転勤するケースが多く、この状態を改善する必要。
 ②次にGPSを活用した防災情報システム
県は6月1日、県土木防災情報システムの携帯電話版のサイトで、利用者いる場所の防災関連8項目の情報を手軽に把握できるサービスを始めた。システムにどのような期待をしているのか、また利用者の拡大、普及には自主防災組織における講習会の開催や広報が必要。
③防災士の養成
自助、互助、協働を原則として社会のさまざまな場で、減災と社会の防災力向上のための活動が期待。受講会場なども限定されており、費用もかかることから、今後は公的な助成も必要。

3.高校中退者等の訪問支援について
就職、職業訓練、進学、復学など進路決定を目指し、保護者のみの相談も必要。進路未定の高校中退者、または中退予定者へ進路に関する専門家が早期に訪問支援。直接、アドバイスすることは選択肢を見つけるきっかけとなり、ニート・引きこもりを未然に防止。

2010年06月15日

6月定例議会【山口県教育とは】6.28

6月議会では6月18日、一般質問を行いました。
前段で「山口県教育とは」と題して、私の山口県教育に対する思いを述べさせて頂きました。

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文教警察委員会では高等学校の再編などが議論されました。

【前段1:星香のマッサージ】
先日、机の引き出しを整理していると、小さな紙切れが出てきました。大学生になった娘が小学2年生の頃、事務所で仕事をしていると、そっと私のそばに寄ってきて、ニッコリと笑って私に手渡した紙切れです。
「星香のマッサージ」と書かれた紙にはマッサージのメニューと値段が書いてありました。可愛いイラスト入りで書かれた紙には、「肩もみコース5分20円」「腰もみコース5分20円」「全身コース15分50円」「スペシャルコース、これは人気殺到で受けられません」と書いてありました。
娘は小遣い稼ぎのためにアルバイトをしたかったのだと思います。メニューを見ている私の顔を覗き込んで、注文を待っている娘に、私はこう答えました。
「星香が赤ちゃんの時、飲んだオッパイはタダ。星香の洋服代はタダ。星香の本代はタダ。星香の食事代も全部タダ。」と答えたら、娘は私の後ろに回って、黙って肩もみを10分間してくれました。それだけで、私は一日、幸せな気持ちになれました。
小さな紙切れの思い出ですが、幸せとは身近な所にあるのだと思わせて頂きました。日々の感動を大切にしたいと思います。

【前段2:山口県教育とは】
私は文教警察委員会の委員長を務めさせて頂いていますが、よく県民の皆さまから「山口県教育とは何ですか。」「防長教育、長州教育といいますが、何ですか」との質問を受けることがあります。
私は「吉田松陰先生、すなわち松下村塾の教えです」と答え「親思う心にまさる親心、今日のおとずれ何と聞くらん」「至誠にして動かざる者、未だこれ有らざるなし」という松陰先生のお言葉や、一人ひとりの個性を大切にする教育風土についてお話していますが、何か漠然としていて、山口県らしさを伝えることができませんでした。
先日、「山口県教育とはこれだな」と気付かせて頂いたことがありますので、ご紹介させて頂きます。
例えば、薩摩藩には「郷中教育」という教えがあり、「掟」には「嘘を言うな」「負けるな」「弱い者をいじめるな」「質実剛健たれ」などと書かれ、これが薩摩藩、言い換えれば鹿児島県教育の柱になっています。
また、会津藩には「什(じゅう)教育」という教えがあり、その中心的な存在は藩校の「日新館」であり、学ぶきまりとして「年長者の言うことに背いてはなりません」「年長者にはお辞儀をしなければなりません」「嘘を言うてはなりません」「卑怯な振る舞いをしてはなりません」「弱い者をいじめてはなりません」「戸外で食べ物を食べてはなりません」「戸外で婦人と言葉を交わしてはなりません」と書かれています。これが会津藩の教育の柱です。
そこで山口県教育の柱ともいうべき、松下村塾の塾則を調べてみると、5カ条の規則があり、第1条「両親の命、必ず背くべからず」、第2条「両親へ必ず出入を告ぐべし」、第3条「朝起きて顔を洗い、髪を整え、先祖を拝し、お城を拝し、東に向って天朝を拝する事、たとえ、病にふすときも怠るべからず」、第4条「兄はもとより、年長又は位高き人には、かならず従い敬い、無礼なる事なく、弟はいふもさら也。品卑しき、年すくなき人を愛すべし」、第5条「塾中に於て、よろづ応対と進退とを、切に礼儀を正しくすべし」と書かれています。
「両親の命、必ず背くべからず」「両親へ必ず出入を告ぐべし」という2つの規則は、他藩の掟や規則にはありません。「親を大切にする」という当たり前と思えることを塾則の、しかも第1条に謳っていることが松下村塾らしさであり、おおきな特徴です。
乃木希典大将の家訓は「幸を招く元は先祖に向かいて、朝晩手をば合わせよ」であり、松陰先生の影響を受けていたのではないかと思われます。
「親を大切にする」ということは花に例えれば、「根っこを大事にしなさい」という教えだとも受け取れます。
山口県教育とは「親や先祖を大切にする教育。郷土の偉人たちの生き方に学ぶ教育」ではないかと私は気づかせて頂きました。皆様は如何でしょうか。

【一般質問の概要】1.土木建築行政について
①入札制度の改正
②公共工事について要望
③公共建物における耐震化工事
④技能士の活用
⑤道路行政における自転車への施策
2.防災対策ついて
①土砂対策
②GPSを活用した防災情報システム
③防災士の養成
3.高校中退者等の訪問支援について

2010年06月28日

「松下村塾の塾則」とは 2010.6.28

6月議会で一般質問を行ったあと「松下村塾の塾則」を教えてほしいとのお問い合わせを頂きましたので、参考までに全文を掲載します。

 松下村塾の塾則

一、両親の命、必ず背くべからず。
一、両親へ必ず出入を告ぐべし。
一、晨起盥梳(しんきかんそ)(朝起きて顔を洗い髪をくしけずる)、先祖を拝し、御城にむかひ拝し、東にむかひ天朝を拝する事、仮(たと)令(ひ)病に臥す共怠るべからず。
一、兄はもとより、年長又は位高き人には、かならず順ひ敬ひ、無礼なる事なく、弟はいふもさら也。品卑しき、年すくなき人を愛すべし。
一、塾中に於て、よろづ応対と進退とを、切に礼儀を正しくすべし。

右は第一条より、終り五条に至り、違背あるべからず、第一条の科は、必ず座禅たるべし。
其の他四条は、軽重によりて罰あり。


松下村塾の素晴らしさは「第一条の科は、必ず座禅たるべし。」としていることだと思います。
吉田松陰先生は、何よりも「根っこが大切」ということを塾生に教えたかったのではないでしょうか」

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